
抗生剤や市販薬よりも風邪や花粉症に効くという研究結果もあるはちみつ🐝
はちみつは体に良いとは聞くけど 実際何がいいんだろう…?
そんなはちみつのメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います💡
はちみつのメリット・デメリット
はちみつと砂糖の違いを知っていますか?
自然の糖質には大きく分けて小麦などのでんぷんから取れるグルコースブドウ糖とフルーツやはちみつに含まれているフルクトースがあります。
グルコースは体内のすべての細胞で処理されます。そのため食べるとすぐに全身を巡って血糖値が上がります。
これが普通の白砂糖です。
それに対してフルクトースは肝臓で代謝されるため、すぐに血糖値やインスリン値に影響が出ません。
自然由来の糖質の中で、このフルクトースが最もGI値が低く血糖値が急上昇しにくいものになります。
この『血糖値を上げない糖質、はちみつ』が注目を浴びている理由となります。
ところが、糖質を細胞に取り込ませるインスリンや脂肪細胞から分泌されて食欲を抑えるレプチンという2つのホルモンを出すきっかけにはなりません。
➡はちみつは普通の糖質よりも沢山食べてしまいやすくなり、肥満になる可能性があります。😥💦
はちみつには沢山のメリットがありますが、食べ過ぎは健康に悪いということをしっかり覚えておきましょう💡
【その他のメリット…🐝🐝】
- はちみつや花粉に含まれている細菌に対して免疫がつく→花粉症対策
- プレバイオティクスの供給源となり腸内環境を改善する
- 抗酸化物質や多種のビタミン、ミネラルを含み、優れた栄養源にもなる
健康意識が高い人達の間では、砂糖からはちみつへの置き換えが流行っているみたいよ😃

はちみつのほとんどが加工処理されていて、花粉が取り除かれていたり、栄養が無くなってしまったりと
精製された糖になっていて、はちみつの優れた効果が得られません。
はちみつを選ぶときは加工がされていない“生はちみつ”を選びましょう🐝✨
特におすすめなのが、地元で採れたはちみつです。
地元で採れたはちみつには、その地域のアレルゲンに対する免疫防御を確立するのを助ける働きがあります。
花粉症やアレルギーでお悩みの方は、是非試してください。
はちみつの選び方💡
はちみつは蜂が蜜を集める木や花の名前がついています。
例えば、アカシアハニーはニセアカシアという木の花から採取されたはちみつよ💡

ブランド名では無くこのような採取先の違いで名前がつきます。
採取先が違えばその成分も多少なりとも違ってくるので、はちみつを買うときはラベルを良く見て自分が欲しいものなのかチェックしましょう。
また生産国、製造者もチェックしましょう。
はちみつには主に3つの種類があります。
・純粋はちみつ
・加糖はちみつ(水あめ、加糖、砂糖などを足した加工品)
・精製はちみつ(ミネラル、ビタミンなどの栄養素をはちみつから取り除いたもの)
➡純粋はちみつがおすすめです。🐝✨
純粋はちみつでも、中国産の驚くほど安いものは成分自体に加工されているかもしれないから、気を付ける必要があるわ

更に純粋はちみつの中でも生はちみつは、より栄養素や抗酸化物質が豊富に含まれているとされています。
はちみつは加工処理やろ過処理を行いますが、その過程ではちみつ本来の効果や成分が失われるといいます。
生はちみつはそういった処理はせず、本来の成分がそのまま残った はちみつになります。
このような純粋はちみつや生はちみつの中から自分の体質と口に合うものを選びましょう💡
近年注目されているのが、マヌカハニーです。
マヌカハニーの蜜源であるマヌカの木はニュージーランドにしか自生していません。
花を咲かせる期間がかなり短く、マヌカハニーが取れる期間も短いので希少価値が高いです。
お店でマヌカハニーを見つけた時に高いと感じる方もいると思いますが、それはこのように生産量が少ないことが原因です。
では、マヌカハニーと一般のはちみつの違いはなんでしょうか?
一つ目は殺菌作用の強さです
一般のはちみつには高い殺菌作用があるグルコン酸が含まれています。グルコン酸は善玉菌の一つであり、ビフィズス菌を増やす働きのある唯一の有機酸といわれています。
更にはちみつはグルコースオキシダーゼという酵素により過酸化水素(オキシドール)を発生させる力を持っています。
オキシドールといえば消毒薬として使用されています。ですが、このはちみつは消毒薬としては使えません。
なぜなら加熱処理によって酵素が失われ、過酸化水素などの殺菌成分の効果は期待できなくなります。
また加熱処理されていない、はちみつであっても唾液や血液によって分解されてしまう弱い成分のため、体内での消毒作用はほとんどなくなります。
しかしマヌカハニーは、はちみつ特有の殺菌成分に加えてメチルグリオキサールをいう殺菌消毒作用のある成分が含まれています。
メチルグリオキサールは熱や光に強いため体内に入っても殺菌消毒作用が失われません。
そのため体内の病原菌や悪玉菌の抑制や除去が期待でいるといわれています。
二つ目は味です
マヌカハニーは一般のはちみつと全く味が異なります。
マヌカハニーは少しクセがあって薬のような味がするわね💡

少し下がピリピリすると感じる人もいます。これはUMFとMGOの数値が高いからです。
これはマヌカハニーが持っている特有の成分を表す数値となります。
・UMF
厳しい検査をクリアしたものだけに与えられる認証マーク。5+や25+と表記されますが、これは一般で使われている消毒液、フェノール液と比較することでその抗菌力を表したもの。
例えばUMF45+とあれば 45%のフェノール消毒液と同等の殺菌力があるということ
・MGO
1㎏あたりに含まれているメチルグリオキサールの量を表しています。
つまりUMFとMGOの数値が高いほど殺菌抗菌作用が強くなるということです。
UMFとMGOの値が高いものほど殺菌効果がアップするから選びたいんだけど…
お値段もアップするのよね…😃💦

効果としてUMF10以上、MGO263以上でないと効果が現れないといわれています。
【UMF10以下】抗菌・殺菌作用がないに等しい
【UMF10~20】経済的にも健康的にもおすすめ💡✨
【UMF20以上】毎日摂取するのには強すぎる 金額も高価である
金額的に厳しい場合は、安いマヌカハニーを選ぶのではなく他のはちみつを選ぶことにしましょう。
地元産の生はちみつがおすすめです🐝。
まとめ
風邪や花粉症に効くといわれているはちみつ💡
はちみつは食べ過ぎると肥満につながりますが、花粉症対策・腸内環境を改善する・抗酸化物質や多種のビタミン、ミネラルを含み、優れた栄養源になるとたくさんのメリットがあることが分かりました。
またはちみつは純粋はちみつや生はちみつを選ぶのがポイントとなります💡
『花粉症…薬よりも効くやつ…?!2⃣』では、マヌカハニーの効能についてより詳しくお伝えしていきたいと思います。