
『腸活』という言葉を良く耳にしませんか?
そして、乳酸菌の入った食べ物や飲料を良く見かけるようになりました。
乳酸菌はお腹に良さそうだというイメージがあると思います。
しかし、これは乳酸菌が持つパワーのほんの一部分に過ぎないのです。
様々な面で健康を支える乳酸菌
私たちの体の中にある乳酸菌は加齢と共に減少していきます。
乳酸菌は赤ちゃんの時に100億個以上で50代になると1億個ほどになるわよ💡
つまり100分の1になっちゃうの💦

近年では無理なダイエットや食生活の乱れによって、さらに乳酸菌を減らす結果となっています。
乳酸菌が減り、腸の元気が無くなると、免疫力が低下して病気になりやすくなります。
慢性的な便秘やアレルギー症状の悪化など様々な影響が出ます。
それらを予防するために、乳酸菌を補充し、育て、大切に増やしていくのが健康長寿にかかせません。
体に良い作用をもたらす微生物のことをプロバイオティクスといいます。
(プロバイオティクスの代表としては、乳酸菌やビフィズス菌があります)
この菌たちのパワーを借りて、体の体質そのものを変えて病気にならないように予防していくことができます。
薬の力を借りずに、プロバイオティクスで病気を未然に防げるなんて 凄いわ✨

乳酸菌を摂取することによって…
腸がきれいに整い、体質が少しづつ改善され、様々な健康効果があります。
- 免疫力システムが強化され、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる
- 免疫システムの異常によって起こる花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を緩和する
- アトピー体質の遺伝率を下げる
- ピロリ菌を激減させる
- 歯周病の原因となる菌が減少、口臭も緩和する
高血圧・高血糖・肥満・脂質異常症といった、心臓病や脳卒中の要因にも効果があります。
- 脂肪を脂肪酸に分解して吸収を抑制する
- 血圧の上昇を防ぎ、血管年齢を若返らせる
- 脂質異常症の原因となるコレステロール値を下げる
- 血糖値の上昇を緩やかにする
- 悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスを調整する
肌の状態を良くする
腸の調子がいいと、ふきでものや肌荒れなどが起きにくくなり、新陳代謝が活発になり美容にとても良いです。
歯周病の予防・改善をする
乳酸菌が口腔内の健康を守る理由は、抗菌作用があるからです。
乳酸菌は歯周病菌や虫歯菌といった悪玉菌の繁殖を抑制する働きがあります。
特に抑制効果を発揮するのは、乳酸菌LS-1や乳酸菌L8020よ💡

ヨーグルトを摂取するおすすめの時間帯は、夜、就寝前です。
ただし、夜にヨーグルトを摂取するなら“無糖”を選ぶようにして下さい。
自律神経のバランスを整える
乳酸菌が住みつく“腸”と“脳”に深い関係があります。
私たちの臓器は脳やせき髄といった中枢神経からの指令を受けて動いています。
しかし、腸にはその他に『腸神経系』という独立した神経ネットワークがあり、脳の指令がなくても独自の判断で動くことができます。
臓器の中でこの能力をもっているのは、“腸”だけで 腸が『第二の脳』といわれているのはこのためです。
脳も腸も独立した神経ネットワークを持ち、お互いに影響を与え合っています。
これを『腸脳相関』といいます。
この現象に大きな役割を果たすのが神経伝達物質である『セロトニン』です。
幸せホルモン『セロトニン』だ💕

セロトニンは脳で作られるイメージがありますが、8~9割が腸で作られていることが分かっています。
セロトニンは大腸のぜん動運動を活発にするという役割を果たしており、セロトニン不足は腸の動きを悪くして便秘を引き起こします。
逆にセロトニンの過剰分泌は下痢を引き起こします。
便秘が続くと腸や脳でもセロトニンの分泌が悪くなり、結果的に心も体も不調になってしまいます。
まとめ
乳酸菌は腸内環境を整えて便秘を解消するだけでは無く、
セロトニンの分泌機能を正常に保ち、心の状態を整えることにも関係している事が分かりました。
乳酸菌はお腹の調子を整えるだけではなく、こんなにもたくさんの効果があることがお分かり頂けたと思います。
そんな乳酸菌ですが、非常に種類が多いのと人それぞれ自分に合う乳酸菌があるようです。
『乳酸菌がすべてを解決する2⃣』では、自分に合う乳酸菌の選び方と乳酸菌の力を最大限に活用できる食べ方をお伝えしたいと思います。