
老化には、自然現象である『生理的な老化』と
体に悪い生活習慣やストレス過多が招く『病的老化』の2つがあることが分かりました。
老化を防ぎ、若々しくいるための生活習慣の基本3つは…
『睡眠』、『食事』、『運動』です😊
これから若々しい体を支えるための機能や器官をご紹介します✨
老けない体を支える機能・器官について
私たちの体には、若々しく健康的な体を支えるための機能や器官が生まれながらに備わっています。
- 体内時計
- 自律神経
- ホルモン
- 毛細血管
この4つはチームのように連動して働いています。
どれか1つでも正常に働かなくなると、全体が崩れてしまい体調不良や老化の加速を招きます。
例えば…
・『自立神経』と『毛細血管』は連動して働いています。
活動モードの日中は、毛細血管が収縮し心臓をはじめとする体の中心に血液が集められます。
そしてメンテナンスモードの夜は、毛細血管がゆるく広がってホルモンをのせた血液が体の隅々に届けられます。
この時『毛細血管』は『自律神経』の指示により、伸びたり縮んだりしています。
・『ホルモン』は『自立神経』と共に体を制御し、機能が正常に働くようにサポートしています。
免疫・エネルギー代謝・身体の発育・生殖機能の維持など生命活動に関わる様々な面で活躍して、アンチエイジングに絶大な力を発揮しています。
ホルモンは、私たちの体を24時間巡り続けてるのよ。ホルモンの数は100種類以上もあるの。
その中にアンチエイジングを応援してくれるホルモンもあるわ✨

アンチエイジングを応援するホルモン✨
若返りホルモン『成長ホルモン』と『メラトニン』
『成長ホルモン』と『メラトニン』は、眠りについてすぐの深い睡眠中や運動後や空腹時に分泌されます。
・傷ついた細胞の修復
・体中の組織の新陳代謝のサポート
・免疫力、脳、視力の働きの強化
・コレステロール値の低下作用
などの体のメンテナンスをします。
20歳頃がピークで40歳頃には、その半分に低下…。
更に60歳頃には、1/4にまで減少します💦
え~~💦💦そんなに減っちゃうの?!


大丈夫よ😆加齢による減少は、適度な運動・空腹・ストレスなどによってカバーできるのよ
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニン💤💤
メラトニンがもたらす質の高い眠りは、アンチエイジングに大きな力を発揮します。
- 眠りへ誘導する
- 免疫力アップ
- フリーラジカルの除去
- コレステロール値の低下
など体を老化から守ってくれます。
メラトニンは加齢により減少しますが、それ以上に減らしてしまわないよう体内時計のリズムを保ち、規則正しい生活を心掛けましょう😃✨
幸せホルモンの『セロトニン』と『オキシトシン』
『セロトニン』は、様々なストレスの緩和・幸福感のアップに役立ちます💕
脳内のセロトニン神経と腸内から分泌されます。
脳内で分泌されるセロトニンは、脳の情報伝達をサポートするなどして、脳を元気にする働きがあることから
うつ病治療のカギを握ることでも知られています💡
また『セロトニン』と『メラトニン』の関係として…
セロトニンは、朝日を浴びることによって分泌がはじまります。
日中はセロトニンとして働きますが、夜になるとメラトニンに変身して体を睡眠へと誘導します。
質の高い睡眠には、メラトニンに変わるセロトニンの存在がありきです✨
そしてセロトニンの分泌は、メラトニンによる十分な睡眠があってこそです。
愛情ホルモンのオキシトシン💖
- 愛情ホルモン
- コミュニケーションホルモン
- 癒しホルモン
- 思いやりホルモン
などと呼ばれ気持ちを優しくしたり、ポジティブにする働きがあります。

オキシトシンは、どんな時に出るのさぁ?
赤ちゃんと触れ合って癒されたとき
友達と話をして明るい気持ちになるとき
恋人と手を繋いでデートするとき
困ってる人を助けて優しい気持ちになったとき
とかよ✨

オキシトシンは、人や動物と関わり触れ合うことで分泌が促されます。
オキシトシンの作用により、幸福感が高まったり心が癒されて穏やかになるとストレスも消えていくでしょう🎵
生き物と触れ合うことは、とって~~も大事なんだにゃ🎵

美肌ホルモンの『エストロゲン(女性ホルモン)』
2種類ある女性ホルモンのうちの1つがこのエストロゲンです。
もう1つは、プロゲステロンよ💡

エストロゲンは美肌ホルモンと呼ばれ、
・肌のツヤ、潤いを保つ
・艶やかな髪を作る
・ハリを支え、コラーゲンを増やす
女性には特に嬉しい美容のためのホルモンです😃✨
こんな大切なホルモンですが、45歳あたりから自然に分泌量が激減し、分泌のリズムも乱れ始めます💀💧
女性ホルモンの低下、これがいわゆる更年期障害の原因になります。
女性ホルモンが減った分は、成長ホルモン・セロトニン・オキシトシンなど他の機能をしっかり働かせることで補うことができます💡
やる気アップホルモンのドーパミン
『最近なんかやる気が出ないな…』っと感じるなら、もしかするとドーパミンが足りていないかもしれません💧
ドーパミンは楽しい・嬉しいという体験をすると脳内で分泌され、やる気がでます。
心も体も活発に働き、物事に病みつきになる感覚を得ることが出来ます💡
ドーパミンはそんな病みつきの感覚から『脳内麻薬』って言われることもあるくらいよ💪

『若返りホルモン』『幸せホルモン』『美肌ホルモン』『やる気アップホルモン』というものをご紹介しました💡
これから『老化ホルモン』を2つご紹介します…😨
『インスリン』と『コルチゾール』です。
インスリンは、血糖値を下げて体中の細胞に、エネルギーとなる糖を届ける役割があります。
しかし、別名『肥満ホルモン』といわれ、分泌量が多くなると体内でエネルギー源として
使われずに、余った糖を脂肪に変換して体脂肪の増加を促します。
コルチゾールは体を覚醒させたり、炎症やアレルギーを抑えたり
脂肪を燃焼させエネルギーを作り出すなどの働きをします。
しかし、別名『ストレスホルモン』と呼ばれ、睡眠不足や強いストレスによって
過剰に分泌されると血糖値上昇・免疫力低下・血圧上昇などを誘発します。
更に女性ホルモンや男性ホルモンのもとになるDHEAというステロイドホルモンを浪費してしまいます。
このホルモンは若返りに関与していて、コルチゾールが大量に増えるとそれらの悪影響を受け、老化が加速してしまいます…💀
まとめ
アンチエイジングホルモンを4つご紹介しました。
若返りホルモンの『成長ホルモン』、『メラトニン』
幸せホルモンの『セロトニン』、『オキシトシン』
美肌ホルモンの『エストロゲン(女性ホルモン)』
やる気アップホルモンの『ドーパミン』
です。
それとは正反対の老化ホルモン『インスリン』と『コルチゾール』の増加は
老化を加速してしまいます💦💦
『毎日若返る人の習慣3⃣』では、若返るための習慣をご紹介します✨✨
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