
『寝ても、寝ても…疲れがとてない…🤣』
寝起きも悪い…💧💧
しっかり寝ても疲れが取れてないことってありませんか?
今回は、寝ても疲れがとれない原因とその対策方法についてお伝えします✨
疲れっぱなしの正体💡
寝ても寝ても疲れが取れない事は、誰しもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
・朝起きれない
・疲れが抜けない、だるい
・熟睡できない
・性欲低下
・イライラしやすい
・気持ちの落ち込や鬱っぽい感覚がある
・甘いものやしょっぱいものがやたら欲しくなる
・夕方以降、元気になる
・ぼーっとして忘れっぽい
・カフェインが入ってないとやる気が起きない
・体調を崩しやすい
3個以上当てはまる人は、要注意です💡
実は
副腎が疲労してしまうと、疲れが取れなくなりこのような症状が現れます…。
この副腎とはどんな臓器なのでしょうか?
副腎って何?
副腎とは、腎臓の上についている直径2~3㎝の小さな臓器です。
副腎皮質と副腎髄質の2つの部分に分かれていています。
副腎皮質からは、ストレスに対抗したり、体を目覚めさせるコルチゾールが分泌されています。
副腎髄質からは、やる気や元気の源にもなるアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されています。
コルチゾールやアドレナリンって、睡眠の質と関わっているやつだよね💡

通常私たちは、寝ている間に何も食べなくても、血糖値がコントロールされ低血糖の状態にならないように身体が調整しています。
そして朝方になると副腎から出されるコルチゾールによって覚醒状態に向かいます。
しかし、副腎が疲れてしまうと低血糖にならないようにするコルチゾールやノルアドレナリンなどがうまく分泌されず、低血糖状態になってしまいます。
それが夜間に低血糖を引き起こし、焦った副腎がアドレナリンやコルチゾールを大量に分泌させ、悪夢、寝汗の増加、歯ぎしりなどをを引き起こします。
さらに通常朝になると、分泌されるコルチゾールも出ないので覚醒が起こらず、朝がとってもだるい…という症状がでます🤣
また副腎疲労の大きな特徴として、夕方になると元気になります。
それは朝にコルチゾールが分泌されない場合、昼までなかなかコルチゾールのレベルは上がってきません。
その代わりに、夕方以降コルチゾールの分泌が増え、夜にかけアドレナリンやノルアドレナリンが増加していきます。
それが寝る時間になっても、寝つきが悪くなかなか寝れなかったり、夜に不安感に襲われたりしてしまう症状を引き起こします。
副腎疲労になってしまう段階と、うつ病になってしまう段階は類似しています。
副腎疲労の初期段階は、ストレスに対処するためコルチゾールの分泌が多くなります。
この状態ではコルチゾールが多く分泌され、アドレナリンやノルアドレナリンも多く分泌されるので、やる気になっている状態です。
第2段階では、免疫機能にも関係しているコルチゾールが少なくなり、疲れやすくなります。そして体調を崩しやすくなっていきます。
そして最終段階に進むと…やる気も起きなくなり、うつ病に近い状態になってしまいます。
更に…
一度副腎疲労になってしまうと回復も難しくなります。
副腎を疲労から守り、元気にする方法💪
副腎を疲労から守り元気にしていくには、どうすれば良いのでしょうか?
これから4つご紹介していきます。
甘い物が欲しくても我慢すること🍰
1つ目は、甘いものが欲しくなっても、なるべく我慢することです。
空腹時に、甘いものや炭水化物を一気に食べてしまうと血糖値スパイクを起こしてしまいます。
血糖値スパイクを起こすと、インスリンが大量に分泌され、その反動で一気に血糖値が下がってしまいます。
通常は、ここでコルチゾールが分泌され低血糖状態になるのを防ぎます。
しかし、副腎疲労があるとコルチゾールの分泌がうまくされず、低血糖状態になってしまいます。
これが甘いものを食べた後、強い眠気・イライラ・怠惰感の原因ですが、それでも血糖値を上げようと副腎は働きます。
これを繰り返しているうちに、より副腎に負担が掛かり副腎は疲弊していきます💧💧
さらに昼間のこうした血糖値の乱高下は、夜の睡眠の質にも影響があります。
ストレスが強い環境であるほど、血糖値をなるべく一定に保つことが大切になってきます。
血糖値安定のおすすめ💡
- 朝食は摂るほうが良い。(朝食を抜くと、その後血糖値が安定しにくくなるため)
- 小腹が空いた時はバナナやナッツがおすすめ。(このような食べ物には、自律神経を整えたりリラックス効果あり)
摂取するのを控えた方が良いもの
- 副腎疲労の症状がある場合は、カカオ成分が高い低糖質のチョコレートやココアであったとしてもあまり食べない方が良い。
- コーヒーに含まれているカフェインやテオブロミンなどに、副腎が刺激されてしまうので控えた方が良い。(どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、デカフェにしたり甘いものは干し芋などにして、なるべくカフェインを摂らないほうが副腎にはやさしい)
腸内環境を整える✨
2つ目の副腎を元気にするポイントは、腸内環境を整えるということです。
副腎が弱っていく大きな原因はストレスですが、腸内環境がストレスと密接に関わっています。

腸の調子がよくないと脳にそのストレスが行っちゃって、脳に行ったストレスが副腎に影響するってことね💡
そのために避けた方がいいのが、牛乳に含まれるカゼインや小麦粉なんかに含まれるグルテンです。
副腎疲労になりやすい人の特徴は、グルテンやカゼインに過敏な人が多く、こういった人たちがこの成分を摂ることで腸の粘膜が炎症を起こしてしまいます。
するとそのストレスが脳に伝わり、コルチゾールが分泌され続け、副腎が疲弊してしまいます。
副腎疲労の患者150人を調査した内容では💡
疲労の次に多い症状が便のトラブルや下腹部の痛みがありました。
いくら副腎を労わっても、腸内環境もセットで整えないと副腎疲労はなかなか改善されません。
また腸内環境を改善しないと栄養の吸収もされにくくなります。
これも副腎疲労の患者さんを調べると…
半分程度の人に抗酸化酵素が減っていることや8割程度の人が乳酸菌のバランスが崩れているという結果になっています。
やっぱり大切になってくるのは、食物繊維ってこと?


もちろん食物繊維も大切ね✨
食物繊維も必要ですが腸が弱ってる場合、不溶性食物繊維を多くとってしまうと、より悪化してしまう可能性もあります。
・消化の良いバナナ、リンゴ、キウイ、かぼちゃなどの水溶性食物繊維
・味噌、麹、納豆、ぬか漬け、甘酒といった発酵食品
・消化を助けてくれる大根、パイナップル、キャベツなど
が良いと言われています。
ミトコンドリアを元気にする💪⤴️
3つ目の副腎を元気にするためのポイントは、ミトコンドリアを元気にすることです💡
ミトコンドリアは、私たちが活動をしていく上で必要となるエネルギー、ATPを作ります。
ミトコンドリアが元気でないと、 ATPはうまく作られず活力が出ません。
副腎内にもこのミトコンドリアは存在していて、副腎がコルチゾールを作り出す時には、このATPをエネルギー源としてコルチゾールを作り出しています。
ミトコンドリアが元気じゃないとATPもうまく作られなくなっちゃって、結果的にコルチゾールも出にくくなっちゃうんだにゃ~💦

ミトコンドリアを元気にするには…
- 深呼吸をする
- バランスの取れた食事をする
- 運動をする
- リラックスした時間を作る
が大切です😊
1.ミトコンドリアがエネルギーを作り出す過程では、酸素が必ず必要となります。
そのためしっかりと深く呼吸をすることで、ミトコンドリアが活性化されATPが作られやすくなります。
2.バランスの取れた食事が大切となります。
ミトコンドリアは、マグネシウム、ビタミン B群、クエン酸、ビタミン C、亜鉛、コエンザイム Q10などが大切です。
そもそも副腎疲労になってしまうと、これらの栄養が吸収されにくくなり、消費も激しくなってしまうので、特に栄養をしっかり摂るのが大切になります。
3.運動をすることです。
筋肉量が増えれば、それに応じてミトコンドリアも増加していきます💪⤴️⤴️
4.リラックスすることは、とても大切になります。
ミトコンドリアの活動が一番活発になるのは、交感神経と副交感神経のバランスが取れた時となります💡
【自律神経を整える一番効果的な呼吸法】
1分間6回、6秒息を吐いて4秒吸うという方法です。
これが統計的に一番優位に副交感神経が亢進し、心拍数が減少するという結果になっています。
ただ呼吸法は、自分に合ったものを選ぶのが良いという意見もあるので、
息を吸う倍程度の時間をかけて吐くことを意識して、自分に合った呼吸法を見つけるのおすすめです💡
副腎に必要な栄養をしっかりとる🍴
4つ目の副腎を元気にするためのポイントは、副腎に必要な栄養をしっかりとることです。
副腎を元気にする栄養は、マグネシウム、亜鉛、ビタミン B 群、ビタミン D、ビタミンC、ビタミン Eで、これらはATPを作るのにも必要で、ストレスによる炎症を抑えるのにとても大切な働きをしています。
ただ副腎疲労の場合は、ほとんどの人が腸内環境が悪く、栄養の吸収率が落ちてる上に消費が増えてるので、食事だけで摂取のは難しいです。
この場合はある程度、回復するまでサプリの服用も検討してみた方が良さそうです。

それからお医者さんに診てもらう場合は、内分泌科、内科、泌尿器科、総合病院なんかに一度検査ができるかどうか確認の上、症状がひどい場合は診断に行くのも大切よ💡
サプリを飲む時は、分けて摂ることも大切です。
特に水溶性のマグネシウム、ビタミン B、 ビタミン Cは回数を分け摂取した方が良いといわれています。
やってしまいがちなのは、朝にサプリをまとめて取るパターンで、栄養は高濃度で入れれば入れるほど吸収率が落ちます。
なので回数を分けて飲まないと、ほとんどが排出されてしまうので注意が必要です。
まとめ
寝ても疲れが取れない正体は…
副腎でした💡
副腎と言われても、いまいちピンっときませんが
私たちの大切なホルモンを分泌するお仕事をしている重要な臓器であることが分かりました。
そんな大切な腎臓を労わるために…
栄養バランスが取れた食事・運動・深呼吸・リラックスした時間を作ることが大切になります😊💡
自律神経を整える呼吸法は、やってみるとリラックス効果がありました✨
緊張する場面にも効果がありそうです⤴️⤴️
今回の情報がみなさんのキラキラとした生活にお役立て出来れば嬉しいです🌟🌟