健康・美容

歯周病について

歯周病1

“羽鳥慎一モーニングショー”で『歯周病』についての面白い

情報をやっていてので、今回はこちらをお伝えします😃💡

政府の方針で歯科検診を進めるとのことです📝

政府は『国民皆歯科検診』を目指す!

「歯の検診で健康に…入院日数、削減」

政府の『骨太の方針』に『国民皆歯科検診』を目指すという方針が盛り込まれます。

その目的は、 国民全員が定期的に歯科検診を受け、歯の健康を維持することで、全身の健康を増進させ医療費の削減に繋げようということです。

それでは『歯科検診で、どれだけ医療費を削減できるのでしょうか?』

歯科検診を受けている人は受けていない人に比べ、医療費が年間でおよそ13万4千円少ないというデータがあります。

歯の健康はとても大事で、 歯をケアすることで早期退院もできるようです。 歯周ポケットなどの口腔機能をしっかりケアした患者は、入院日数が10%以上短くなったというデータがあります。

消化器外科に入院した患者のうち、歯をケアしなかった人は平均で42日間入院しましたが、ケアした患者は29日で退院。

なんと13日短くなりました

心臓血管外科では、ケアしなかった人38.6日入院したのに対し、ケアした人は29日で退院。

またまた10日短くなりました✨

【歯の本数と健康の関係】

転倒のリスクは、歯の本数が20本以上の人に比べて、19本以下の人は2.5倍高くなります。 認知症の発症リスクは、20本以上ある人に比べて、ほとんどない人は、およそ1.9倍高くなります。 歯の本数が少ないほど、転倒や認知症のリスクが高まります。

『70歳で歯が何本残っているのでしょうか?』

スウェーデン、アメリカ、イギリス、日本で見てみると…

●スウェーデン 20本  ●アメリカ 17本  ●イギリス 15本

日本は、8本しか自分の歯が残っていません。😨

歯科検診やクリーニングを定期的に受けている人は…

●スウェーデン90%  ●アメリカ 80%  ●イギリス 70%

日本は、わずか6%😨😨

日本大学名誉教授で、歯学博士の落合さんによると、

「日本は、虫歯になってから歯科医院に行くが、アメリカでは医療費がとても高いため、虫歯になる前の検診にお金をかける。結果、予防に対する意識が高い」ということです。

皆さん、是非予防歯科をしましょうね🦷✨

せりぃな

『歯周病』は万病のもと💀💧

「病は口から…若い人も要注意 ”万病のもと” 歯周病」

歯を失う原因の1位が歯周病です。

歯周病は、歯と歯茎の間にある歯垢や歯石に細菌が生息し、歯茎に炎症が起きて、歯を支える歯槽骨が溶けていく病気です💡

歯垢1mgには、10億個の細菌がいると言われています。 歯周病菌の温床となるのが歯周ポケット🦷

この深さが4mmになると、歯周病の初期段階になるわ

せりぃな

【歯周病の人の割合】

●60代 およそ60%  ●40代 およそ45%  ●20代およそ30%

【歯周病の主な症状は…】

●朝起きると口の中がネバネバする 

●歯を磨くと出血する

●口臭がキツイ

【歯周病とアルツハイマー型認知症の関連】

アルツハイマー型認知症患者のおよそ90%に、4mm以上の歯周ポケットが有り、歯周病になっていたという研究報告があります。

『歯周病が、アルツハイマーの発症に、どう作用するのでしょうか?』

①歯周病が酪酸を作ります

②酪酸が血管から脳へ移動します

③酪酸により、脳細胞を破壊する鉄分子が過剰に生成される

④記憶を司る海馬の脳細胞が減少、萎縮して、 アルツハイマー型認知症の進行につながる

日本大学名誉教授で、歯学博士の落合さんによると、

「歯周病は、アルツハイマー型認知症の発症を早め、重症化するリスクが極めて高い。若いうちでも症状が出る可能性がある」ということです💡

さらに歯周病が進行すると…💦💦

歯周ポケットから歯周病菌・毒素が血管へ入り、血管内で炎症がおこり、血管が詰まる原因になります。

歯周病による心疾患のリスクは2.2倍になります。

【歯周病が影響するその他の疾患】

●動脈硬化のリスクが最大2.7倍 ●糖尿病のリスクが最大3.4倍 ●誤嚥性肺炎のリスクが最大4.5倍 ●骨粗鬆症のリスクが最大6.3倍

さらに、重度の歯周病患者のがんのリスクは、24%高くなります。 特にリスクが高かったのが肺がん、大腸がんです。

マスク生活で虫歯・歯周病増加!!歯並びも!?

コロナ禍のマスク生活が、口内環境に影響を与えています。

コロナ禍の影響について、日本大学名誉教授で、歯学博士の落合さんは、

「コロナ禍でマスク生活が当たり前になり、口呼吸が増える傾向がある。口呼吸が増えると、口やのどが乾燥しやすくなり、虫歯や歯周病といった疾患になりやすくなる」といいます。

『なぜ口呼吸で虫歯が増えるのでしょうか?』

マスク着用の息苦しさのため、口呼吸になって口が開いた状態になります。

その結果唾液の分泌が減少し、唾液の作用が働かなくなります

ポイントは唾液です💡

唾液には虫歯を予防する抗菌作用や、唾液を飲み込むことで食べかすや虫歯菌を洗い流すという自浄作用があります。 そのため唾液が減ると、口の中で細菌が繁殖して、虫歯や歯周病になりやすい状態になります。

また会話の減少で口周りの筋肉が使われず、唾液の分泌が減ります。 また、在宅生活で食事時間が不規則になり、だらだら食事をしたり、おやつを摂ったりすることも、口に悪い影響を与えるということです。

だらだらおやつ好き🍰🍩🍧⤴

え~ダメなのぉ💦💦

ちゃんもも

さらなるコロナ禍でのマイナス要因

会話が減ったことによる、口周りの筋力低下によるリスク…

・それは誤嚥です。

会話が減る事で口周りの筋肉が低下し、噛む力だけでなく飲み込む力も低下。 細菌を含んだ唾液や飲食物が気管に入り、細菌が肺に侵入して肺が炎症を起こします。 結果、命に関わる誤嚥性肺炎のリスクが高くなります。

・マスク生活で子供の歯並びが悪化する可能性もあります。

適正な舌の位置は、舌が内側から外側に圧力をかけて上あごを広げる状態です。 この状態では、正常な歯並びになります。

一方で、口呼吸の人に多い舌の位置は、舌が弛緩して下あごの方に落ちています。 さらに口を開けることで、上唇や頬の筋肉も緩み歯への圧力が低下します。 その結果、歯並びが悪化するということです。

落合さんによると、 「マスクで口元が隠れることで、口呼吸になりやすく周囲も気づきにくい。特に幼少期からマスク生活が当たり前になっている子供は、将来的に歯並びに影響することが心配される」ということです。

子鬼は『歯もいのち』🦷✨✨

ちゃんもも

自宅での対策🦷✨

口の衰え『オーラルフレイル』:自宅で出来る対策は?

口の周りの機能が低下する状態を『オーラルフレイル』と呼びます。

日本歯科医師会では、 『噛んだり飲み込んだり話したりするための口腔機能が衰えること』と定義しています。

口の体操

①「ウー」と口をすぼめる

②「イー」と横に開く

③ これを繰り返す

舌の体操

①舌を頬の内側に強く押し付ける

②指で口の中の舌の先を頬の上から抑える

③そして、指に抵抗するように、舌を頬の内側に10回押し付ける

唾液を作る『唾液腺マッサージ』

①【耳下腺マッサージ】 指数本を耳の前にあてて、10回ほど円を描くようにマッサージする

②【顎下腺マッサージ】  顎のラインの内側のくぼみ部分を3~4か所、順に押します。各ポイント5回ほど行う

まとめ

『歯周病は万病のもと』

口腔内のケアは体のケアと同様、とても重要であることをお伝えしました。

コロナ化でのマスク生活…

虫歯、歯並び、誤嚥、歯周病、歯周病からのその他の病気のリスク…💀💧💧

マスク生活が私たちの健康に、こんなにも害を与えているとは驚かされました。

まだしばらくはマスクを手放すことが出来ないかと思いますが

是非自宅で出来るケアを行って頂いて、このコロナ化を乗り切りましょう😊✨

今回の情報がみなさんのキラキラとした生活にお役立て出来れば嬉しいです🌟🌟

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